診療科の特徴
現在、消化器内科は常勤医師3人と非常勤医師による体制で診療を行っております。また応援医による専門外来(糖尿病外来、肝臓外来)を開いております。
内視鏡診療について
当科では内視鏡専門医のもと年間2000件近い内視鏡検査・治療を行っており、入院設備と最新の内視鏡スコープを常備して検査から治療まで幅広い内視鏡診療を行っております。
食道・胃・十二指腸の上部消化管領域では、患者さんのニーズに合わせ負担の少ない経鼻内視鏡検査や鎮静下での内視鏡検査も行っております。
大腸などの下部消化管領域では、入院せずに外来での大腸ポリープ切除を積極的に行っております。また高齢の方を含め検査の負担が強い方には1泊入院や鎮静下での内視鏡検査も取り入れております。
その他、食道、胃、大腸の早期がんに対しては適応に応じて内視鏡治療を行っております。
がん検診で異常を指摘された方などおりましたら、いつでも当科へ受診ください。
消化管疾患について
潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患に対する内科治療やヘリコバクターピロリ菌感染症に対する除菌治療も積極的に行っております。
胆膵疾患について
胆管結石や胆道・膵腫瘍による閉塞性黄疸に対しては積極的に内視鏡的採石術・ドレナージ術を行っております。術後腸管など通常の内視鏡ではアプローチが難しい場合でもバルーン内視鏡を用いて治療を行っております。内視鏡的ドレナージ術が困難な場合や手術治療が困難な胆嚢炎に対しては経皮的ドレナージ術も行っております。
肝疾患について
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変等に対して治療を行っております。原因不明な肝疾患に対しては肝生検を行います。B型慢性肝炎、C型慢性肝炎に対する抗ウィルス療法も積極的に行っております。
専門医による肝臓外来を開いております。
糖尿病について
食事・運動療法、内服治療、インスリン治療を行っております。また、入院による血糖コントロールや、栄養科と連携した栄養指導も積極的に行っております。専門医による糖尿病外来を開いております。